目次
ソクラテス研究の現在
第1部 アリストファネスとクセノフォンが報告するソクラテス(アリストファネスの『雲』におけるソクラテス―ソクラテスの教授場面を手がかりとして;クセノフォン『メモラビリア』におけるソクラテス―その教育と「思慮」(ソープロシュネー)論を中心にして)
第2部 ソクラテスにおける、“知”と“吟味”の問題(ソクラテスの人間教育における、“知”と“吟味”の意味―プラトン『ソクラテスの弁明』に即して)
第3部 ソクラテスにおける、「徳」と「知」の問題(ソクラテスにおける、「徳」と「知」―「知」の構造化を手がかりとして;ソクラテス教説「徳は知である」考―プラトンの初期対話篇を手がかりとして)
第4部 ソクラテスにおける自己知の問題(ソクラテスにおける自己知の構造とその課題―プラトン『カルミデス』、『アルキビアデス1』を典拠として;ソクラテスにおける自己知の意味と構造―プラトンの『カルミデス』を手がかりとして)
著者等紹介
岩間秀幸[イワマヒデユキ]
1953年生まれ。東京教育大学教育学部教育学科卒業。筑波大学大学院教育学研究科博士課程満了。現在、日本大学助教授。専攻は教育哲学
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