内容説明
生協の危機とは何か。克服する力はどこにあるか。先進的な経験と教訓をさぐる。
目次
社会運動の新段階と生協運動の課題―グローバル化時代の問題性と生協職員の位置
経済の「グローバル化」と協同組合セクターの位置―生協経営における「危機の本質」と回復過程での職員の役割
「自立と協同」の形成と協同組合―「大学改革」における大学生協の役割をつうじて
生協における「雇用の多様化」の進展と生協運動の課題
生協らしい店舗事業と職員の役割
班共同購入事業の特質と生協労働者(職員)の役割
地域・くらしの変化と無店舗事業の役割―個配で地域のくらしをどうサポートするか
生協の福祉事業と職員の役割
組合員によるボランティア活動の実態とその位置―医療生協における職員とボランティアの関係を考える
現代の「生活不安」と生協共済の位置―「くらしの安心」に寄りそえる職員
生協商品の「危機」と信頼回復―リスクマネジメントと生協職員を考える
生活起点の商品開発と生協職員の専門性―連帯事業のなかの組合員参加の条件と職員の位置
地域の変貌と生協職員の新しい課題―グローバル化のなかの地域戦略
経済社会のあり方と経済民主主義の位置―生協職員論、生協労組論の強化のために
著者等紹介
戸木田嘉久[トキタヨシヒサ]
立命館大学名誉教授、労働運動総合研究所顧問
三好正巳[ミヨシマサミ]
立命館大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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