内容説明
だれもが知っている「むすんでひらいて」は、フランス革命に影響を与えたといわれるジャン・ジャック・ルソーの作曲だった。
目次
第1章 西洋音楽がやってきた(西洋音楽との出会い;明治期の唱歌集;軍歌のひろがり;数字譜の普及と唱歌)
第2章 音楽家ルソーの生涯(子ども時代(一七一二~)―母を失って
ヴァラン夫人と(十六歳~)―音楽との出会い
パリへ(三十歳~)―充実した著作活動
逮捕状が出て(五十歳~)―失意の日々
ふたたびパリへ(五十八歳~六十六歳)―ルソーここに眠る)
第3章 「むすんでひらいて」のたどった道(私とルソーの音楽との出会い;オペラ「村の占い師」より;賛美歌のひろがり;子どもの歌として;「むすんでひらいて」の今)
著者等紹介
西川久子[ニシカワヒサコ]
1932年、京都生まれ。京都府立朱雀高校を経て、京都大学大学院修士課程修了。フランス文学専攻。滋賀女子短期大学非常勤講師。日本児童文学者協会会員
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