内容説明
園内の遊具で子どもがけがをしたとき、散歩途中で突然の事故にあったとき、さあどう対応する?!予防対策は、安全管理は?乳幼児の突然死や虐待問題など、園や保育所の取り組みと役割は。
目次
第1部 保育所・幼稚園での事故と対応を考える(保育所・幼稚園での事故の具体的事例から;営利優先の保育は重大な事故を招く―「ちびっこ園」の刑事事件から)
第2部 乳幼児突然死症候群を考える(これまでの裁判事例を参考に;突然死に対する保育所としての対応)
第3部 保育所内外での「児童虐待」問題を考える(具体的な事例から検討する;児童虐待法の概要と報告義務について;児童虐待についての保育所の役割)
第4部 保育所・幼稚園での安全管理と法律関係について(事故責任の法律関係について;事故対策はどうするのか)
著者等紹介
増田隆男[マスダタカオ]
1945年、北海道生まれ。明治大学法学部卒。1976年、仙台弁護士会登録。前宮城県保育関係団体連絡会長。前仙台朝市センター保育園理事長。第36回全国保育団体合同研究集会宮城集会・開催地実行委員長
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感想・レビュー
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Akio Kudo
0
★★★ こんな前から幼児や乳児に虐待が公然と行われていたことにショックを受ける。今も事故が多く、プロとして大変な難しい対応が多いなと思う。もっと保育士の待遇改善が必要である。2017/11/17
npu
0
保育中に実際起きた事件・事故の具体的事例を用いて管理体制を問う。楽しい保育と悲惨な事故が隣り合わせであることを改めて実感させられる。事例の幅が広くSIDSの判定基準や児童虐待問題、更には教師が抱えるストレスにまで及ぶ。2010/07/17
fut573
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著者は弁護士で乳幼児突然死症候群の裁判で保育所側に立った経験がある。様々な事例を引きながら予防・対応策を論じていて参考になる2009/11/21
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