内容説明
見通しの持てない時代に生まれ育ち、学校生活を送った「あの頃の子どもたち」。戦中戦後に体験した生活と教育を振り返り、今日の日本の現状と教育問題を考える。
目次
第1部 戦時下「外地」での教育体験(大戦下日本に少年だった頃;私の少年時代の思い出)
第2部 戦時下の小・中学校体験(発達の土割;光少なき日日―休学、留年、再療養、疎開、工場動員 ほか)
第3部 小・中・高・大学時代の教育体験(少年は見た…どんな権威も信念も否定したいわけ;戦中、戦後の奔流の中を生きて―京都における教育の変遷 ほか)
第4部 現在までの道のり(無意識のうちに学ぶもの―教師と友人とに恵まれて;言葉ということ ほか)