内容説明
子どもの現実を出発点に発達研究の成果を生かして保育・子育ての手だてをさぐる。
目次
第1部 「荒れる子」「キレル子」を通して保育を見直す(いま保育園で―「荒れる子」「キレル子」たちを通して考える;一・二歳児の保育・子育てに問われていること;三・四・五歳児の保育・子育てに問われていること)
第2部 子どもの育ちと保育の手だてをつなぐ(一人前意識の三歳児―受けとめながら子どもどうしの関係につなぐ;関係に生きる四・五歳児―子どもどうしの関係に働きかける保育を;「つもり」を自己主張する一・二歳児―つもりを読みとり「間」の保障を;有能で能動的なゼロ歳児―「間」をおいてかかわる)
第3部 保育の視点から子育てを考える(我が子と通じ合えるという確信もてていますか?;「いい子でなくても大好き」と言えますか?;わが子をあてにしていますか?;気にしすぎていませんか?子どもの友だち関係 ほか)
著者等紹介
宮里六郎[ミヤサトロクロウ]
1955年、鹿児島県種子島に生まれる。中央大学文学部教育学科卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。国学院大学幼児教育専門学校、熊本学園大学短期大学部保育科を経て、現在、熊本学園大学社会福祉学部教授
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