目次
1 『沈黙の春』の40年(『沈黙の春』が問いかけたもの;「新環境主義」の展開;環境ホルモンによる環境汚染;「べつの道」の探求)
2 『沈黙の春』を読み、語り継ぐ(『生と死の妙薬』;『複合汚染』と有機農業論争;「食の安全」農薬問題;レイチェル・カーソン生誕80周年事業;地球環境問題の中で;『奪われし未来』が問いかけたもの;21世紀へか)
3 未来へのバトン―レイチェル・カーソン研究の課題(伝記研究;作品研究;環境保護思想の系譜とレイチェル・カーソン;レイチェル・カーソンの思想を現代に生かす)
付 「環境と倫理」ノート(環境倫理学の課題;環境倫理の形成;環境倫理学の主要な論点)
著者等紹介
原強[ハラツヨシ]
1949年生まれ、岐阜県出身。京都大学卒業。レイチェル・カーソン日本協会理事
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感想・レビュー
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朔麻
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『沈黙の春』流れで読了。新環境主義、環境ホルモンと環境倫理について書かれている。こっちは読まなくてもよかったかと思う。2014/08/31
ハナちゃんと一緒2
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レイチェル・カーソンについて改めて考えるときに、環境問題全体を鳥瞰するような本書は役に立ちます.やや雑然としていますが、現在環境問題そのものが雑多な状況なので、これはこれでいいと思います.とりあえず原点に返る為のステップになります.2013/09/13
あわうみ
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レポートのネタのために『沈黙の春』に続き読了。短めで読みやすかったです。『沈黙の春』が出版された後に世の中はどうなったのか知りたかったので、それがきちんと載っていて良かったです。2013/02/02