内容説明
「施設」(老人ホーム)閉鎖を猛烈な勢いで進め、「住宅」へと向かうデンマーク高齢者福祉の最前線を追う。
目次
デンマークで出会った人々の話
第1部 デンマーク社会と高齢者福祉の特徴(デンマーク社会とその歴史;デンマーク高齢者福祉の特徴)
第2部 デンマーク高齢者福祉の光と影(在宅の暮らしを支えてきたもの;人生を豊かにするリハビリテーション;これまでの施設ケアとその反省)
第3部 プライエムを超えて(デンマークの地殻変動;ポスト・プライエムは何か;いつまでも元気で暮らすための高齢者住宅と街づくり;高齢者自身によるセイフティネット)
結び 21世紀へ向けて日本へのメッセージ
著者等紹介
松岡洋子[マツオカヨウコ]
1955年、兵庫県生まれ。1977年、神戸大学文学部卒業(野口武彦ゼミ)。松岡事務所代表。本業は、マーケティング・プランナー。コピー・ライター。生活者ネットワーク“パル”を主宰し、アンケートやグループインタビューなどの調査を行う。デンマークから帰国してからは、高齢者の生活・道具・住まい・街づくりに関する調査・企画に力を入れている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。