内容説明
本書は、選挙過程に関する公選法と裁判所の対応を検討し、次いで、国際人権章典、特にB規約及び条約法条約によりB規約二五条の解釈を試みたものである。
目次
第1章 公選法の選挙過程に対する、包括・全面・一律禁止と日本の裁判
第2章 「公共の福祉」は第一世代の人権制限事由たり得ない
第3章 B規約は日本の裁判で直接適用できる法規範である
第4章 B規約は、二五条で、すべての市民の政治的自由が現実的・実効的に享受できることを保障している
〔追録〕B規約に関する公選法中村事件判決批判
本書は、選挙過程に関する公選法と裁判所の対応を検討し、次いで、国際人権章典、特にB規約及び条約法条約によりB規約二五条の解釈を試みたものである。
第1章 公選法の選挙過程に対する、包括・全面・一律禁止と日本の裁判
第2章 「公共の福祉」は第一世代の人権制限事由たり得ない
第3章 B規約は日本の裁判で直接適用できる法規範である
第4章 B規約は、二五条で、すべての市民の政治的自由が現実的・実効的に享受できることを保障している
〔追録〕B規約に関する公選法中村事件判決批判