内容説明
本書は、著者が週に2度の頻度でクラスの生徒に発行していた学級通信から何篇かを選んだものである。言うまでも無いことだが、著者は教師である前に、喜怒哀楽を備えたひとりの人間である。その人間が日常生活の中でどんなことを感じ、どんなことを考えているか。そのことをエッセイ風の文章にして届けることは、若者たちとコミュニケーションをはかるうえでの薬味ぐらいにはなるだろう。
目次
1 よき隣人であるために
2 学ぶこと、生きること
3 詩・映画・音楽…
4 追憶の淵から
5 アジア・太平洋戦争をめぐって