目次
1 事前の大宣伝活動
2 わだつみの声にこたえて
3 忘れることのできない二人の先生
4 熱気のこもる会場
5 相つぐ妨害と弾圧
6 原爆展、各地にひろがる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seichan
2
いまだ占領下の日本で、京都大学の自治会が中心となって原爆の惨禍を伝える「原爆展」を開催してたことは、高橋和巳の「憂鬱なる党派」で知っていた。んで、読んでみた。京都が中心になったのは、京大のエリート意識ともともと共産党系の地場だということからか?アメリカを非難することはおろか原爆被害の事実さえおおっぴらにできなかった時代。GHQの検閲があること自体さえ、検閲対象になっていたという。しかし今でも、ジャーナリズムが「自主検閲」とかやってないとは断言できないなぁと思ったり。2015/08/24
samandabadra
0
占領下で生田の妨害にも関わらず行った原爆展の顛末に関する歴史的に残しておくべき組織者本人による記録2010/11/11
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