内容説明
いま「平成の乱」ともいえる古都破壊の進行を憂う12人の「京都論」。
目次
京都のまちづくりはどうあるべきか―田辺朋之京都市長への公開質問状(西山夘三)
京都の四季とまちづくり(松本章男)
京のまちづくりの原点を問う―25年前の京都論をふりかえって(清水武彦)
仁丹の標札と京都(寿岳章子)
私の京都「讃」(川口弘)
個性に満ちた庶民の文化都市(ヨシトミヤスオ)
完全なテーマ・パーク=京都を(堀貞一郎)
明治の京都の心は世界の企業の見本(ハル・ゴールド)
京都の使命は何か(大石武一)
幕末に生きたある町人の日記に学ぶ(川端道喜)
自分の周囲を見直す時期迎えた京都(橋本帰一)
対談・古都の危機にどうたちむかうのか(加藤周一・川端道喜)