内容説明
ゲーテが愛読した政治・経済論。近代思想を導いた名著。
目次
「オスナブリュックの臣民の活発なオランダ渡りは許されるべきか」という問いに対する偏見にとらわれない回答
「臣民が毎年オランダへ行くのはよいことか」という問いに然りと答える
道徳の観点について
オランダ渡り人に関する司祭ギルデハウゼン氏への回答
臣民の過剰債務を防止する施策について
古ザクセン人が人口増加に逆らった理由
由々しき穀物不足の際に火酒蒸留を停止するための、クライス連合の構想
寄留民の人口増加が立法に及ぼす影響について
普遍的な法律や法令を求める現今の傾向は民衆の自由にとって危険である
利子契約に代えて定期金売買を再び導入するべきである〔ほか〕
著者等紹介
肥前榮一[ヒゼンエイイチ]
東京大学名誉教授。1935年兵庫県生まれ/1962年京都大学経済学研究科博士課程修了/1975年京都大学博士(経済学)/立教大学、横浜国立大学、東京大学、新潟大学、帝京大学を経て退職
山崎彰[ヤマザキアキラ]
山形大学人文学部教授。1957年長野県生まれ/1986年東北大学文学研究科博士課程退学/2006年東北大学博士(文学)/東北大学文学部助手、山形大学人文学部講師、同助教授を経て、2004年より現職
原田哲史[ハラダテツシ]
四日市大学経済学部教授。1958年三重県生まれ/名古屋大学経済学研究科博士課程単位取得退学/1987年ドイツ・フライブルク大学博士(経済学)/四日市大学講師、同助教授を経て、1997年より現職
柴田英樹[シバタヒデキ]
中央大学経済学部教授。1964年福井県生まれ/1994年東京大学経済学研究科博士課程単位取得退学/1997年東京大学博士(経済学)/中央大学経済学部助手、同助教授を経て、2003年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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