日本の火山性地震と微動

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784876986743
  • NDC分類 453.5
  • Cコード C3044

内容説明

各種の地震・微動と、火山・噴火活動との関係を世界に先駆けて明らかにしてきた我が国の研究。しかし、多種多様の揺れが観測される火山性地震・微動を理解するのは、今日でも容易でない。観測・分類の方法から発生要因の解析、さらに噴火活動との一般的関係まで、はじめて本格的に記した概説書。日本の主要な火山のデータをも網羅的に概観。

目次

第1章 概観
第2章 観測システム
第3章 火山性地震と微動の分類
第4章 発生領域
第5章 発生機構
第6章 地震活動と火山活動
第7章 日本の主な火山で観測される火山性地震と微動

著者等紹介

西村太志[ニシムラタケシ]
1963年愛知県生まれ。1992年東北大学大学院理学研究科博士課程を修了、「噴火活動に伴う地震及び微動の発生機構に関する研究」で東北大学博士(理学)の学位取得。岩手山、磐梯山やアフリカのニイラゴンゴ・ニアムラギラ火山などの地震観測を実施するとともに、火山性地震のデータ解析や理論的研究を進める。1992年東北大学助手、1996年ロスアラモス国立研究所客員研究員、1997年アメリカ地質調査所文部省在外研究員を経て、東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻の助教授

井口正人[イグチマサト]
1958年岡山県生まれ。1981年京都大学理学部卒業、同年活発な噴火活動を続ける桜島に京都大学防災研究所桜島火山観測所助手として赴任、以後、火山観測に基づく多様な火山性地震の研究に従事する。1994年に「桜島の火道内で発生する火山性地震の鉛直膨張モデル」で京都大学博士(理学)の学位を授与される。1995年に助教授に昇任。諏訪之瀬島やインドネシアの火山など、頻繁に爆発を繰り返す火山の観測にも着手、2002~2006年、日本火山学会編集委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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