内容説明
日本の近代綿業が中国社会にもたらしたもの。「在華紡」の足跡を多角的に解明する。
目次
第1章 日本綿業における在華紡の歴史的意義―5・30事件から日中戦争直前まで
第2章 在華紡と労働運動
第3章 1927年9月上海在華紡の生産シフト
第4章 中国近代の財政問題と在華紡
第5章 在華紡の進出と高陽織布業
第6章 在華紡の資産―戦後における中国紡織機器製造公司の設立と西川秋次
著者等紹介
森時彦[モリトキヒコ]
現職、京都大学人文科学研究所教授。1947年奈良市生まれ。1974年京都大学大学院博士課程(東洋史)中退。同年京都大学人文科学研究所助手。愛知大学法経学部助教授、京都大学人文科学研究所助教授を経て、1995年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。