ニヒリズムと無―ショーペンハウアー/ニーチェとインド思想の間文化的解明

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876986422
  • NDC分類 113.7
  • Cコード C3010

内容説明

ショーペンハウアーとニーチェ―「無」と「ニヒリズム」によって西洋哲学の近代の扉を開いた二人の、インド思想との関わりを文献学的に論証する。

目次

第1部 「無」の思想史―古代から近世、西洋と東洋(「無」の思想史(西洋;東洋)
ニーチェ以前のニヒリズム思想の歴史
ショーペンハウアー/ニーチェと東洋思想との比較研究史)
第2部 ニヒリズム思想の先駆者とインド思想との関わり―ショーペンハウアー(価値転換の契機としての無の思想;救済(解脱)としての無の思想)
第3部 ニヒリズム思想形成における仏教思想の関わり―ニーチェ(「無性」の思想の流れ―ショーペンハウアーから初期ニーチェへ(1)
「無」の思想の流れ―ショーペンハウアーから初期ニーチェへ(2)
ニーチェにおける仏教理解とニヒリズム)
おわりに 東西思想の接点としての無の思想
附論 ショーペンハウアーと『ウプネカット』―自己認識の問題を中心にした文献学的解明

著者等紹介

橋本智津子[ハシモトチズコ]
国際基督教大学キリスト教と文化研究所研究員。1968年、千葉県生まれ。1997年、ウィーン大学哲学科修了(哲学修士)。2003年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)
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感想・レビュー

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田蛙澄

3
ショーペンハウアーが世界の無価値さ無意味さ無目的としての無性という点でウパニシャッドのマーヤーに影響を受け、仏教の空にもシンパシーを感じ、その解決として意志の無と執着の無と言う点で仏教と共通性を持つの対して、ニーチェはそれらの無性の洞察は評価するものの、苦悩にみちた無性の世界を積極的に肯定するニヒリズムによってのみ無性を解決し、生を受け入れることができるという点で異なる点やそのほか細やかな異同を文献に即して整理していてとてもよかった。2018/11/19

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