プリミエ・コレクション<br> デカルトの方法

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プリミエ・コレクション
デカルトの方法

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876985623
  • NDC分類 135.2
  • Cコード C3310

内容説明

「われ思う、ゆえにわれ在り」という結論からの論証に誤りはあったのか?デカルト哲学の本質にせまる。

目次

第1部 デカルト哲学の基本的性格―「観念」と「分析」(自然学の文脈における「観念」;形而上学の文脈における「観念」;デカルトの「分析」;「明晰かつ判明」と「確実かつ不可疑」)
第2部 デカルト哲学に対する批判的考察(「デカルトの循環」;デカルトの自然主義的性格;方法的懐疑の論理空間)

著者等紹介

松枝啓至[マツエケイシ]
1978年熊本県に生まれる。2002年京都大学総合人間学部卒業。2008年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。現在、京都大学非常勤講師などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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先輩の著作。デカルト哲学における「観念(idea)」の用法を視野に入れ、形而上学→認識論の基礎づけではなく、形而上学の段階で既にある種の認識論が介在しているのではないかと主張する(ように見える)。この視点は、やはり観念説を採る上で不可避的であるように思える。あと、個人的には、とりわけデカルトの「無際限(indefinitum)」と「無限(infinitum)」の差異が気になっている。2013/04/26

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