内容説明
「われ思う、ゆえにわれ在り」という結論からの論証に誤りはあったのか?デカルト哲学の本質にせまる。
目次
第1部 デカルト哲学の基本的性格―「観念」と「分析」(自然学の文脈における「観念」;形而上学の文脈における「観念」;デカルトの「分析」;「明晰かつ判明」と「確実かつ不可疑」)
第2部 デカルト哲学に対する批判的考察(「デカルトの循環」;デカルトの自然主義的性格;方法的懐疑の論理空間)
著者等紹介
松枝啓至[マツエケイシ]
1978年熊本県に生まれる。2002年京都大学総合人間学部卒業。2008年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。現在、京都大学非常勤講師などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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