内容説明
限界状況の中でいかに生きる希望を見いだすか―。生死の意味、自分の存在理由といったスピリチュアルな「問い」が当たり前に受け容れられる社会を築きたい。教育やケアにおける実践的展望を示す。
目次
第1部 問いと答え(スピリチュアリティにおける「問い」と「答え」―一つの分節化の戦略;スピリチュアリティ理解の座標軸―その問いはスピリチュアルなものか;「スピリチュアリティ」定義の諸相をめぐって―「問いと答え」からの整理)
第2部 源流を求めて(宗教的人間論の系譜―「宗教的ではないが、スピリチュアル」の源流;フランクルと問いのスピリチュアリティ;「問いのスピリチュアリティ」から幸福を問う;「スピリチュアリティの哲学者」としてのベルクソン)
第3部 実践に向けて(「問い」の見地からするスピリチュアル教育の展望;問いの視点からみたスピリチュアルケア;「問いと答え」の見地からスピリチュアリティ文化を見る)
-
- 和書
- ロシア語初級読本