内容説明
人はみな幸せであることを望む。その実現のために…。「哲学のすすめ」の伝統の源にして唯一完存する作品。
目次
エウテュデモス(新しいソフィストたち;ソフィスト兄弟の「立派な本業」―徳の伝授;ソフィスト兄弟への懇願;知恵の披露の要請 ほか)
クレイトポン(ソクラテスの不機嫌;クレイトポンの弁明―ソクラテスの勧告;ソクラテスのみごとな言論;徳のすすめ、その先は? ほか)
著者等紹介
朴一功[パクイルゴン]
大谷大学教授、1953年京都府生まれ。1985年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。2000年京都大学博士(文学)。2005年甲南女子大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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roughfractus02
9
著者の前期と中期の作とされる2作にはソクラテスとソフィストの対話が収められる。両者が「徳のすすめ」について議論し、一方は言葉での答えを求めるのに対し、他方は言葉よりも体得することを重視するという違いが明確になる。どちらも喜劇風の作品だが『エウテュデモス』は1日前の対話を友人に話す回想形式でソクラテス自身がその違いを示していくのに対し、『クレイトポン』では答えを迫るクレイトポンにソクラテスが沈黙するところで終わる。弁論術隆盛の中、著者は哲学が言葉の上での徳の理解より徳の獲得を求めるという姿勢を際立たせる。2026/02/17
暁
0
朴一功訳は、標題がありがたい。




