プリミエ・コレクション<br> 建物疎開と都市防空―「非戦災都市」京都の戦中・戦後

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プリミエ・コレクション
建物疎開と都市防空―「非戦災都市」京都の戦中・戦後

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  • サイズ A5判/ページ数 308p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876984800
  • NDC分類 391.38
  • Cコード C3321

出版社内容情報

終戦直前、空襲から都市を守るため、大都市の実に六一万戸の建物が、強制的に撤去された。。「破壊防空」がもたらした、市民生活と都市の空間構造への今日にまで至る、物理的・心理的影響に、初めて学術的に迫る意欲作。

内容説明

終戦直前、我国の大都市の実に61万戸の建物が、強制的に撤去された。制空権を失う中で、木造家屋が密集した都市を守るには、もはや火災の種になる家屋そのものを破壊しなければならなかったのである。「破壊防空」がもたらした、市民生活と都市の空間構造への、今日にまで至る物理的・心理的影響に、初めて学術的に迫る意欲作。

目次

建物疎開(強制疎開)と近現代史研究
第1部 民防空と建物疎開(近代戦における航空機の発達と民防空;京都の民防空;建物疎開と民防空)
第2部 建物疎開と京都(京都における建物疎開の実施;建物疎開を生き抜いた住民たち;建物疎開の戦後処理―都市空間・都市意識への影響)
京都の戦中・戦後を論じるもう一つの意味―まとめに代えて

著者等紹介

川口朋子[カワグチトモコ]
1980年熊本県生まれ。立命館大学文学部史学科卒、京都大学人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専攻は都市史、日本近代史。現在、京都府立総合資料館勤務。京都外国語短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

5
(原爆の投下候補になっていたため)空襲をほとんど受けなかった京都において予防として行われた建物疎開に関する研究。泥縄式の防空政策はよくこれで戦争に打って出たものだと歎息させられます。白眉は関係者への聞き取りをもとにした第5章で、思い出のつまった住環境が、外れ鬮にあたったかのように有無を言わさず取り壊された人々の気持ちを思うと胸が詰まります。2017/12/27

katashin86

0
「非戦災都市」京都において、建物疎開跡地の都市施設(堀川・御池・五条の幹線道路や公園)は戦後の京都に不可欠のものとなり、今でもたいへん目立っている。だからこそ、疎開経験者の語りのリアリティが強く感じられた。 都市の創造と破壊のプロセスにおける負の記憶は、どのように継承されるべきなのだろうか。2014/06/06

tnk

0
戦時下の防空政策。起債して予算はつけるも、物資不足で執行されず、人件費や利息支出ばかり出ていくという機能不全が印象的2023/07/31

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