感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
抹茶モナカ
11
ピンチョンのデビュー作から『メイソン&ディクソン』までの評論。博士論文を改稿してまとめたもの。ピンチョンの本は読んだ事がないので、理解出来ない部分もあった。ピンチョンを読める中年になりたくて、図書館に取り寄せて貰って読んだ。評論の段階から難しい。むむ~。2014/11/30
atomos
6
ピンチョンが小説に施した仕掛けをちょっとだけ知ることができるし、ブックガイドとしても役立つ。この本、これだけ面白いのに入手困難なのは惜しいなあ。増補版で復刊してもらいたい。2013/05/06
梨
5
『競売ナンバー49の叫び』を読んで以来、ピンチョンに対して大きな関心と魅力を感じていたが、その巨大さと複雑さに尻込みしてなかなか他の作品に手が付けられなかった。自分のような軟弱者にとってはとてもありがたいガイドブックだった。未読の作品では『メイソン&ディクソン』が一番好きになれそう。新潮社の仕事に期待する。2009/11/02
Ecriture
3
20世紀最大の作家と称されたピンチョンだけを扱った日本で唯一の本。全くピンチョンを知らない人がブックガイド代わりにも使える親切な造りになっている良本。2009/01/30
つかさちゃん
2
久しぶりに再読2019/12/29