プリミエ・コレクション<br> 神社・学校・植民地―逆機能する朝鮮支配

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プリミエ・コレクション
神社・学校・植民地―逆機能する朝鮮支配

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  • サイズ A5判/ページ数 372p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876982714
  • NDC分類 372.21
  • Cコード C3321

内容説明

植民地で「国教の信仰者」を獲得しようと懸命になればなるほど、果てなく壁にぶつかり続け、苛立ちを募らす―神道国教化の夢を一度は断たれた神職が乗り込んだ植民地朝鮮。しかし、神社と学校が相互に寄り掛かりながら、あの手この手と工夫すればするほど、現地社会との乖離は進んでいく。植民地・学校という権力空間が帰結したパラドクスを鮮やかに描き出す。

目次

第1章 神社参拝の回路を拓く―修身教科書授与奉告祭・勧学祭
第2章 信仰へと引き込む―朝鮮神宮における大祓式
第3章 授業日も日参させる―モデルとしての朝鮮神宮夏季早朝参拝
第4章 地域で神社を維持管理させる―神祠設置と学校の役割
第5章 学校内に神社を創る―神宮大麻と学校儀礼空間
補論 神職会会報というメディア―朝鮮神職会会報『鳥居』について

著者等紹介

樋浦郷子[ヒウラサトコ]
1973年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、帝京大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ミネチュ

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植民地時代の朝鮮の、朝鮮神宮を頂点とする神社を学校をキーワードにして考察した本。 当時って、イメージ的には神道と皇国臣民化ってセットって感じだったんですけど、意外や意外、そういうわけでもなかったようで…。 神社側と朝鮮総督府の考え方には隔たりがあり、神社側は信仰心を持ってもらいたいと考え、総督府は宗教色は排除し愛国心を育む手段として神社を利用しようとしていたのだそうです。この本では「同床異夢」と書いてました。 難しい本ですけど、なかなかおもしろい。2013/07/31

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