内容説明
モンスーンアジアの資源利用を示す詳細なデータと生き生きとした描写で、高い多様性と持続性をもつ、伝統的土地利用を再発見する。
目次
第1部 “人が作った森”から持続社会を考える(農村、屋敷地と「在地の知」;バングラデシュの社会・経済と調査村の概況)
第2部 屋敷地の利用にみる生活知、在地の知の態様(屋敷地の構造とその利用:カジシムラ村の事例から;屋敷地をもつということ:ドッキンチャムリア村を事例に;屋敷地林の植物利用からみえる村人の生活知:ドッキンチャムリア村を事例に;“女性が育む森”“―屋敷地をめぐる資源の利用と管理:ドッキンチャムリア村を事例から)
第3部 屋敷地林と暮らしの変容(都市近郊化と屋敷地林の変化:カジシムラ村における屋敷地林の植生と生産物の利用の変化;屋敷地林の植生の変化が映し出す村の暮らしの変容:ドッキンチャムリア村の事例から;屋敷地の社会経済的役割の変容:ドッキンチャムリア村の事例から;21世紀における屋敷地林の意味を考える)
著者等紹介
吉野馨子[ヨシノケイコ]
1965年千葉県生まれ。1990年、京都大学大学院農学研究科(熱帯農学専攻)修了。神奈川県庁、国際協力事業団ジュニア専門員、農村生活総合研究センター研究員などを経て、2010年より法政大学サステイナビリティ研究教育機構プロジェクトマネージャ(准教授)。博士(農学)。主なフィールドはバングラデシュ農村及び日本の農山漁村研究。専門は生活農(林漁)業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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