内容説明
外出した先で家の鍵をかけたか不安になる、言った・言わないで家族と大喧嘩…誰もが日常に経験するこうした「記憶違い」はどのようにして起こるのだろうか?また、私たちは「記憶違い」が引き起こす数々の問題とどう付き合って行けばよいのだろうか?自己の体験、行動に関わるインプットモニタリング/アウトプットモニタリングのメカニズムにおける“時間判断”に着目した最先端の認知科学実験で、この謎を科学的に解き明かす。
目次
1章 「記憶違い」の科学(ソース判断とそのエラー;リアリティ判断とそのエラー ほか)
2章 「以前に見たはず」―インプットモニタリングとそのエラーのメカニズム(一般的なインプットモニタリング研究の実験パラダイム;時間判断を組み込んだ新しい実験パラダイム ほか)
3章 「あれ、きちんと済ましたっけ?」―アウトプットモニタリングとそのエラー(先行研究の三つの実験パラダイムの問題点;インプットモニタリング研究の実験パラダイムを利用した発話アウトプットモニタリング研究 ほか)
4章 「記憶違い」のメカニズム―インプットモニタリングエラー・アウトプットモニタリングエラーのまとめ(インプットモニタリングとアウトプットモニタリングの共通点;インプットモニタリングとアウトプットモニタリングの相違点 ほか)
5章 「記憶違い」研究の未来―個人差(ポジティブな人とネガティブな人―妄想様傾向の個人差とインプットモニタリング;聞こえてくる声と心の声の区別が得意な人と苦手な人―幻聴様体験の個人差とインプットモニタリング ほか)
著者等紹介
杉森絵里子[スギモリエリコ]
京都大学教育学部教育科学専攻卒業、同大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。専攻は、記憶、ソースモニタリング、フォールスメモリー、幻聴、認知神経科学など。現在、日本学術振興会海外特別研究員として、Yale University Department of Psychologyに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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