内容説明
現代生態学の全体像を知る必携書。個体レベルから生態系レベルまで、微生物から霊長類まで、古生態学や進化生態学をふくむ多彩な内容を、自らの研究成果と古典から最新の文献までを駆使して詳述する。著者の60年あまりにわたる研究活動の集大成。
目次
第1章 生態学とは?
第2章 生物主体と環境
第3章 行動理解の基本
第4章 作用および反作用
第5章 相互作用を考えるはじめに
第6章 食物連鎖関係―相互作用の第1の柱
第7章 同類関係―相互作用の第2の柱
第8章 食物連鎖関係と同類関係を結ぶ基本
第9章 群集
第10章 生態系
第11章 種の適応とその諸性質の変動
第12章 生態遷移
第13章 地球生態系の変遷と進化
付章1 ヒトから人間へ
付章2 数理生態学について