内容説明
運命学は、開運の法則を明らかにして、人生を幸福にみちびくための学問である。それは古代人の智慧でもあったが、長い年月の間にはさまざまな迷信が不着した。多くの人々が被害を蒙り、殊に戦後は法則から逸脱して乱脈の風潮を生じ、混迷の時代を迎えたといってよい。本書は、運命学のあり方を述べた啓蒙書である。
目次
第1章 気学の迷信化と方位の分界(無知から生まれた改悪の例;方位分界線を誤った原因;十干と十二支を配した古伝 ほか)
第2章 言葉の乱れが姓名学に影響した(何だかヘンだよ、この名前,おかしな名前が流行している;世間によくある奇名・珍名 ほか)
第3章 暦法に関する問題点の検討(天体の観測から始まる;わが古代にも暦法はあったか;各地で見つかる太古の祖代文字 ほか)