内容説明
第1部では、胎児や未熟児の驚くべき能力について、また、退行催眠療法のレポートや、子どもが語る「誕生の記憶」「胎内の記憶」「おなかに入る前の記憶」などのスピリチュアルな話を参考にしつつ、胎児や生まれた赤ちゃんへの接し方を示しています。第2部では、妊娠中のお母さんからよく受ける質問への答えを、小児科医の立場からQ&Aの形を取って書きました。「ユートピア文学賞2006」入賞作品。
目次
第1部 お母さん安心して 赤ちゃんの「生きる力」はこんなにすごい!(お節介な小児科医はいかがですか?;知ってた?赤ちゃんのふしぎな力;お産のトラブルの乗り切り方;赤ちゃんは、あなたを選んで生まれてきます;命短い赤ちゃんに教えられること ほか)
第2部 知っているようで知らない ハッピーお産・育児Q&A(どこでお産をするといい?;「バースプラン」は立てるべき?具体的にどんなもの?;無痛分娩、赤ちゃんへの影響は?;効果的な産み分け法は?;逆子だと、帝王切開をしなくてはいけないのですか? ほか)
著者等紹介
上田隆[ウエダタカシ]
1953年、愛媛県生まれ。小児科専門医。徳島県の阿南共栄病院診療部長、小児科部長。徳島大学医学部臨床教授。1978年、徳島大学医学部卒業。1987年から阿南共栄病院でNICU(新生児集中治療室)の立ち上げを担当、新生児医療の専門家として活躍する。厚生労働省の研究事業「助産所における安全で快適な妊娠・出産環境の確保に関する研究」の研究協力者として、助産所向けガイドラインの作成にも携わる。「医療をとおして、病める子どもたちやその家族に、生きる力と勇気と希望を伝えていきたい」と、日々診療のかたわら、全国での講演、テレビ出演、医学専門雑誌への連載執筆など精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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