出版社内容情報
商品は突然出現するものではなく、つくり出そうとする動機や発想がある。それを具体化する計画を「企画」と呼び、これに基づいて開発が行なわれる。本書は、トヨタ自動車で車両の開発責任者を務め、数多くの自動車の企画と開発の業務に携わった著者が、その経験を基に、どのように自動車が企画、開発され、世の中に現れるのかを、具体的な事例を交えながら紹介する。
【目次】
はじめに
1 企画の基本
2 自動車事業のプロセス
3 自動車の開発組織
4 自動車開発の発端について
4-1 現行モデルのフルモデルチェンジ
4-2 営業部門の依頼による追加新型車
4-3 競合他社の新製品対抗車
4-4 その他
5 自動車の企画
5-1 コンセプト
5-2 ターゲットユーザー
5-3 車型とデザインイメージの選択
5-4 パッケージ図の作成
5-5 新製品の選択と導入
5-6 性能目標
5-7 重量目標
5-8 企画台数
5-9 販売価格
5-10 目標利益
5-11 企画書の作成
5-12 部品の共通化
6 車両開発
6-1 デザインの開発
6-1-1 デザインのコンセプト検討会
6-1-2 アイデアスケッチ
6-1-3 アイデア検討会
6-1-4 クレイモデルの製作
6-1-5 デザイン提案審査
6-1-6 デザイン中間審査、デザイン決定審査
6-1-7 性能確保のための企画部とデザイン部の調整
6-2 構造計画
6-3 プラットフォーム
6-4 ボデー設計図面の作成と試作と実験評価
6-5 試作型レス開発
6-6 性能評価
6-6-1 衝突安全性能
6-6-2 燃費性能
6-6-3 動力性能
6-6-4 走行性能
7 原価企画
7-1 原価企画の意義
7-2 原価算出方式
7-3 コスト低減活動
7-4 具体的なVE活動
7-4-1 材料の選択によるVE活動
7-4-2 鉄板プレス部品のVE活動
7-4-3 樹脂部品のVE活動
8 重量企画
9 RE活動と量産ライン試作
10 発売準備
10-1 販売店説明活動
10-2 広報活動
10-2-1 事前記者試乗会と記者発表
10-2-2 記者試乗会
10-2-3 カーオブザイヤー
10-3 宣伝活動
10-4 特殊な発売準備活動
11 ラインオフ
12 企画部の葛藤
12-1 部品コスト見積もりについて
12-2 VE検討の種類
12-3 開発発足の駆け引き
12-4 最適部品の採用
12-5 生産工場による車両原価の差
12-6 部品コスト見積もりの精度について
12-7 車両企画スタッフについて
終わりに
内容説明
商品は突然出現するものではなく、つくり出そうとする動機や発想がある。それを具体化する計画を「企画」と呼び、これに基づいて開発が行なわれる。本書は、トヨタ自動車で車両の開発責任者を務め、数多くの自動車の企画と開発の業務に携わった著者が、その経験を基に、どのように自動車が企画、開発され世の中に現れるのかを、具体的な事例を交えながら紹介する。
目次
1 企画の基本
2 自動車事業のプロセス
3 自動車の開発組織
4 自動車開発の発端について
5 自動車の企画
6 車両開発
7 原価企画
8 重量企画
9 RE活動と量産ライン試作
10 発売準備
11 ラインオフ
12 企画部の葛藤
著者等紹介
堀重之[ホリシゲユキ]
1953年岐阜県大垣市生まれ。東京大学大学院工学系研究科舶用機械工学博士課程修了。工学博士。1980年トヨタ自動車工業株式会社入社。対米カローラ小型エンジンの開発。東富士研究所でセラミックエンジン、エンジン冷却系、メタノールエンジンの研究開発。脱自動車製品の研究。1991年車両の製品企画部で車両の開発を推進。アシスタントチーフエンジニアとしてコロナ、アベンシス、コロナプレミオ、カリーナ、台湾向けコロナを担当。以後、2013年退社まで、一貫して車両の走行性能の研究開発を行なう。1997年から開発責任者であるアシスタントチーフエンジニア、チーフエンジニアとして、オーパ、プレミオ、アリオン、カルディナ、サイオンtC、2004年からエクゼクティブチーフエンジニアとしてプリウス、アベンシス、セリカ、MR-S、アルディオ、ビスタ、プレミオ、アリオンを担当。さらに次期大衆スポーツカーの研究開発に携わる。2005年より走行性能の人間の感覚に関する共同研究、各種研究を行なう。2007年よりEQ推進部でレクサスLFA、米国カムリの原価企画を担当。2010年スポーツ車両統括部でGスポーツプリウス、Gスポーツヴィツの製品企画を担当。2011年燃料電池開発部で次期燃料電池車の車両企画実施。2013年退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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