出版社内容情報
自動車の発展期に生きた偉大な自動車設計者フェルディナント・ポルシェ。絶対的なスピードへの挑戦と安価で高性能な大衆車の実現という「夢」を持ち、ローナー・ポルシェからVWまで多くの車を生み出し、ポルシェ356誕生へと導いた。本書では国内外の学術論文や文献をベースとして、ナチス政権に翻弄されながらも、一人の自動車工学者としてフェルディナント・ポルシェの辿った生涯を紹介する。
内容説明
自動車の発展期に生きた偉大な自動車設計者フェルディナント・ポルシェ。絶対的なスピードへの挑戦と安価で高性能な大衆車の実現という「夢」を持ち、ローナー・ポルシェからVWまで多くの車を生み出し、ポルシェ356誕生へと導いた。本書では国内外の学術論文や文献をベースとして、ナチス政権に翻弄されながらも一人の自動車工学者としてフェルディナント・ポルシェの辿った生涯を紹介する。
目次
序 工学者ポルシェの特徴と三つの夢
第1章 ポルシェ、青年期の活動(オーストリア・ハンガリー帝国期)
第2章 ザッシャからメルセデスSまでの時代(ワイマール期(1))
第3章 ポルシェ設計事務所での活動(ワイマール期(2))
第4章 VW計画の始まり(ナチス期(1))
第5章 VW試作車のテストと量産工場の建設(ナチス期(2))
第6章 アウトバーンの建設(ナチス期(3))
第7章 KdFワーゲンと第二次世界大戦(ナチス期(4))
第8章 ポルシェの晩年とその死(ドイツ連邦共和国期)
著者等紹介
三石善吉[ミツイシゼンキチ]
1937年6月長野県生まれ。1971年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。1972年東京大学助手(文学部)、1976年筑波大学社会科学系(政治学専攻)助教授、1985年教授。1998年東京家政学院筑波女子大学(現筑波学院大学)国際学部教授。2008年筑波学院大学学長、2012年同大学学長任期満了退職。筑波大学名誉教授、筑波学院大学名誉教授。中国・ドイツの政治思想研究者。現在G.シャープに導かれて非暴力国家防衛の研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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