内容説明
近年主流となっているターボインタークーラ付エンジンを中心にその構造と機能・性能や燃料、潤滑、冷却といった基本から燃焼改善、排出ガス低減の技術動向、さらには商用ハイブリッドシステムに代表される電動化やクリーン化、石油代替燃料エンジン技術の動向までを設計担当者が解説。細部にわたり情報を更新した増補版。
目次
第1章 ディーゼルエンジンについて
第2章 ディーゼルエンジンの基礎
第3章 ディーゼルエンジンの性能
第4章 ディーゼルエンジンの構造と機能
第5章 ディーゼルエンジンの燃料、潤滑油、冷却水
第6章 低排出ガス・クリーンエンジン
著者等紹介
鈴木孝幸[スズキタカユキ]
1939年埼玉県生まれ。工学博士。元、日野自動車取締役副社長。長年にわたり、ディーゼルエンジンの排出ガスのクリーン化、燃費向上、信頼性・耐久性向上技術の研究・開発に従事。また、1991年に世界初のディーゼル・電気ハイブリッドバスの実用化に成功。これらの技術開発に対して、日本機械学会や自動車技術会などから数多くの賞を受賞。2017年日本自動車殿堂入り(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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