内容説明
なぜこのような設計で燃費が良くなるのか?そもそも燃費は何に支配されているのか?異常燃焼はなぜ起こるのか?エンジン技術を学ぶ上で欠かせない基礎理論を大学にて熱力学、内燃機関等の講義を担当し、高効率エンジンのための燃焼研究に従事する現役の教員である著者がわかりやすく解説。
目次
第1章 自動車用パワートレインの現状と課題
第2章 エンジン性能の表わし方
第3章 エンジンの熱効率を支配しているのは何?
第4章 ガソリンエンジンの低燃費化技術
第5章 有害排出ガスのクリーン化
第6章 ガソリンエンジンの燃焼
第7章 HCCI
著者等紹介
飯島晃良[イイジマアキラ]
日本大学理工学部機械工学科准教授。博士(工学)、技術士(機械部門)。2002年日本大学理工学部機械工学科卒業。2004年同大学院理工学研究科機械工学専攻修了。2004年富士重工業株式会社(現SUBARU)入社。2006年より日本大学理工学部にて研究と教育にあたり、SAE/JSAE Small Engine Technology Conference(SETC 2017) The Best Paper最優秀論文賞(2017年)、日本燃焼学会論文賞(2016年)など数々の賞を受賞。2016年には海外派遣研究者としてカリフォルニア大学バークレー校訪問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
10
説明歌 homogeneous chareg compression ignition 運転領域拡大めざし2020/01/10
Takahiro
1
18年12月初版発行のENGにしては新しい本。基礎から学ぶというだけあり、非常にわかりやすく説明されている。式も簡単なものしかなく、初心者でも読み進めることができるだろう。HCCIが詳しく説明がされているのも、新しい本ならではであろう。おすすめできる一冊。2019/10/06
緑のたぬき
0
ガソリンエンジンがなくなる前にエンジンの仕組みを学習。大学教授の書だけあって、理論面が書いてあり理解が進む。リーンバーンとかバルブの利点ってこういうことだったのか。VTECやバルブマチックの仕組みがようやくわかった。こういう面倒臭い開発をしたくないから中国、欧州は手軽に作れる電気自動車にシフトしてるのか。2022/12/29
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