内容説明
1960~70年代、国内レース黎明期の主役は、日産であり、その日産のワークスチームとしては「追浜」と「大森」が有名であった。実験車両開発としては、追浜の方が華やかだったが市販車と直結する大森ワークスあってこその活躍ぶりだった。本書では、「ニスモ」の前身となった同陣営の舞台裏エピソードをその誕生時から在籍したメカニックが興味深く解説する。
目次
第1章 ピットイン(国内モータースポーツ黎明期;運命の扉が開くとき;私の少年時代 ほか)
第2章 ピットアウト(日産大森ワークス10人のサムライ誕生;ニッサン・レーシング・スクールあれこれ;岡田板金製、手造りエキマニに感動 ほか)
第3章 チェッカードフラッグ(第1回サービス出向で横浜日産・小田原(営)へ
後楽園球場・天然芝をサニーTSカーで走る
オイルショック・レース休止・R380レストア時代 ほか)
著者等紹介
藤澤公男[フジサワキミオ]
1946年神奈川県生まれ。1967年日産自動車入社、モータースポーツ担当の大森分室に配属され、レース用パーツの開発やサービスを担当(この間74~76年は横浜日産小田原営業所に出向)。84年ニスモに出向、87年オーテックジャパン出向。87年末に退社し、有限会社アタックレーシングを設立・代表取締役社長。2003~13年オートメカニック誌に連載寄稿(ペンネーム・轟名人)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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