内容説明
ドライバーがストレスなく運転できる、アクティブセーフティーを備えたクルマこそ本当に安全なクルマと言える。本書では、「剛性の高い」「運転していて安心感のある」クルマを開発するための技術的・具体的な方法について、車両開発経験者がわかりやすく詳細に解説する。
目次
はじめに
車両走行性能と人間の感覚
走行性能の違いと原理
ボデー剛性の概念
走行性能を向上させるボデー剛性の改良方法
首の筋電位測定による車走行性能の判定
ボデー剛性のバランス
ボデー剛性の測定方法
その他の部品の剛性
空力部品による走行性能の向上
タイヤの接地面測定
ドライビングシミュレーター試験
視界について
走行性能の測定方法
騒音について
実車両への技術の導入
世界の自動車走行シーンと走行性能
各自動車メーカーの特徴
その他の車の走行現象と今後の研究課題について
開発体制と今後の自動車の方向
著者等紹介
堀重之[ホリシゲユキ]
1953年岐阜県大垣市生まれ。東京大学大学院工学系研究科舶用機械工学博士課程修了。工学博士。1980年トヨタ自動車工業株式会社入社。対米カローラ小型エンジンの開発。東富士研究所でセラミックエンジン、エンジン冷却系、メタノールエンジンの研究開発。脱自動車製品の研究。1991年車両の製品企画部で車両の開発を推進。アシスタントチーフエンジニアとしてコロナ、アベンシス、コロナプレミオ、カリーナ、台湾コロナを担当。以後、2013年退社まで、一貫して車両の走行性能の研究開発を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まいくん