目次
1 物流の主役を占めるトラック
2 進化するキャブ及び運転操作機構
3 トラックの荷台と特装トラック
4 トラック用ディーゼルエンジン
5 トラックのシャシーなどの機構
6 大型トラックの生産ラインを見る
7 物流システムを支える巨大トラックターミナル
8 ディーラーサービス工場
9 トラックのチューニング及びドレスアップ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
13
大型トラックを軸に、トラックの特徴を網羅したトラック入門百科。専門用語も少なくないが、乗用車とは比較にならない大きさ、重さ、積載量、エンジン、サスペンション、ブレーキ、フレーム、変速機、メンテナンスとその工賃の高さ‥、年々厳しくなる安全性や環境性能に適合させるトラック4メーカーとも、我々の生活を支える物流に必要不可欠なインフラとして切磋琢磨している。特装の数々や用途の色々、軸配置と走破性、乗用車にはないフレームの構造やサスペンションなど、はたらくクルマであるトラックならではの構造や特徴は非常に興味深い。 2021/05/31
aki
1
乗用車は知ってるけどトラックは知らない人に、分かり易く説明されている本です。 広く浅く、トラックの造りとか構造が全体的に紹介されていると思います。 車に興味があれば「へ~」ということが結構あって楽しく読めます。 一般的にはマニアックかも・・・2015/10/18
mmiyoshi
1
トラックについて浅く広く学ぶ本。乗用車との違い、という視点で書かれていて分かりやすいかな。たまに出てくる専門用語の説明がないのが難点。2012/02/02
水判土カスミ
0
文字通りトラックの本ですが、中型、大型トラックが中心で軽トラックやピックアップはほぼ無く、ダカールラリーやNASCARに出るようなレース用のトラックについての記述は全くありません。少し残念。出版年度もやや古いので日産ディーゼルという言葉が普通に出てきて時代を感じさせます。また、部品解説などは普通自動車の説明に出てくるような部品名やその役割についての解説は全くない(例えばデフやターボチャージャー、ショックアブソーバーなど)ので、普通自動車を説明した本から読むべきでしょう。2019/09/27