空力とカーデザイン

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876872237
  • NDC分類 537.1
  • Cコード C2053

内容説明

空力と官能的美、この二つの法則が融合するとき素晴らしいクルマが生まれる。本書は、著者が長い間掛かって身につけてきたクルマのスタイルや空力、美しさについて解説したものである。

目次

自動車の美しさ
スタイリングの歴史的な変遷
空気抵抗とは何か
流線型―空力とデザインの関係
本格的な空力との戦い―流線型とスタイルの関係
ラジエターグリル・空力と美意識
空力を利用してデザインの飛躍を遂げたクルマたち
空力と造形の調和:ピニンファリーナ
スーパーカーに見る空力とスタイリング
新しい時代の空力に優れたクルマたち
空力性能と風洞実験
国産車の空気力学的スタイルの変遷
カスタマイジングボディと空力
これからのクルマのあり方とデザイン

著者等紹介

畔柳俊雄[クロヤナギトシオ]
1938年、愛知県生まれ。1961年千葉大学工業意匠科卒業後、トヨタ自動車デザイン部入社。途中1967年アメリカ・アートセンター・カレッジオブデザインに企業派遣留学。初代センチュリー、コロナRT40、初代セリカ、MK2、ソアラ、クラウンなどを手がけ、デザイン部副部長、トヨタ東京デザインセンター所長を経て、トヨタグループの産業技術記念館の設立に参画。退職後韓国大宇自動車の招きでデザインの指導を行った。現在、雑誌「カースタイリング」その他に執筆中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツロー

2
トヨタで車のデザインをされていた方が、今までの人々が空力に対しどう考え、車のデザインにどう落とし込んでいったかを紹介する本。理論的な内容は簡単なところで押さえられているのと写真が豊富なため、内容が分かりやすい。文化、メーカーの都合、道路環境で同じ時代でも国によって、空力を考慮したデザインへの力の入れ具合が大きく異なるのが面白いですね。読むと車に施された空力性能向上のアイデアが少し読み取れるようになり、楽しいです。2023/02/11

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