内容説明
空力と官能的美、この二つの法則が融合するとき素晴らしいクルマが生まれる。本書は、著者が長い間掛かって身につけてきたクルマのスタイルや空力、美しさについて解説したものである。
目次
自動車の美しさ
スタイリングの歴史的な変遷
空気抵抗とは何か
流線型―空力とデザインの関係
本格的な空力との戦い―流線型とスタイルの関係
ラジエターグリル・空力と美意識
空力を利用してデザインの飛躍を遂げたクルマたち
空力と造形の調和:ピニンファリーナ
スーパーカーに見る空力とスタイリング
新しい時代の空力に優れたクルマたち
空力性能と風洞実験
国産車の空気力学的スタイルの変遷
カスタマイジングボディと空力
これからのクルマのあり方とデザイン
著者等紹介
畔柳俊雄[クロヤナギトシオ]
1938年、愛知県生まれ。1961年千葉大学工業意匠科卒業後、トヨタ自動車デザイン部入社。途中1967年アメリカ・アートセンター・カレッジオブデザインに企業派遣留学。初代センチュリー、コロナRT40、初代セリカ、MK2、ソアラ、クラウンなどを手がけ、デザイン部副部長、トヨタ東京デザインセンター所長を経て、トヨタグループの産業技術記念館の設立に参画。退職後韓国大宇自動車の招きでデザインの指導を行った。現在、雑誌「カースタイリング」その他に執筆中
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感想・レビュー
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