認知症介護―現場からの見方と関わり学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876723317
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0036

内容説明

人間学の深みと現場の楽天主義から生まれた究極の介護論どんなに深い認知症でもあきらめない!認知症のケアの7原則&問題行動への対応法。

目次

第1部 医学から人間学へ(PTSDとしての認知症―人体から人生へ;見当識障害の中身を見よう)
第2部 認知症とはなにか―介護からの見方(医療的認知症論批判;バリデーションの限界と問題点 ほか)
第3部 認知症ケアの7原則(原則1―環境を変えない;原則2―生活習慣を変えない ほか)
第4部 タイプ別問題行動と関わり方(葛藤型の問題行動と関わり方;回帰型の問題行動と関わり方 ほか)
第5部 問題行動への対応法(問題行動の原因を生活のなかに探す;物忘れとお漏らし ほか)

著者等紹介

三好春樹[ミヨシハルキ]
1950年、広島県生まれ。理学療法士。1974年から特別養護老人ホームの生活指導員となる。その後、九州リハビリテーション大学校に入学。資格取得後、再び元の特養にPTとして勤務。1985年に退職し、「生活とリハビリ研究所」を開設する。また、個人編集の生活リハビリの情報誌、月刊『ブリコラージュ(Bricolage)』を発行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃんこ

19
以前、氏のセミナーに参加した際に購入した本。 セミナー後はパラパラとしか読んでいなかったが、今回、職場で認知症についての研修を行う事になり、その資料として読んだ。 読んで良かった。 しかも、今、読んで良かった。 ちょうど悩んでいた事があり、その事について書かれた箇所があったが、悩んでいる今だからこそ、ちゃんと頭に入ったんだと思う。 元々の著作『痴呆論』は10年以上も前の執筆と知り、驚きを隠せない。 本書はその改訂版との事だが、10年以上経過しても、介護の分野は余り変わってないんだなと感じた。2017/10/06

Koji Takahashi

5
【認知症の人に関わる人は必読】 2003年に出版され、痴呆から認知症に呼び方が変わり、新たな項目が追加になりながら読み継がれる、認知症に関わる人の為のバイブル的な一冊。 認知症だろうが何だろうが結局は『人』なんだよということ。 隣に座って寄り添えばどうにかなると思えてくる。 認知症の人と接するには「医療に頼らない」くらいの気持ちが必要だと強く感じました。2018/05/08

Koji Takahashi

5
【介護で最も必要なモノは…】 1、認知症とは『老化にともなう人間的変化』 これはとてもしっくりくる。 不自由だと思うのは周りの人であって、本人は必ずしも不自由と感じているとは言えないのではないだろうか。 2、介護職とは『振り回されること』 誰が中心か?主役は誰か? だから周りは振り回される、それを良しとする。 3、「大切なのは意識の高さではなく、『無意識の豊かさ』である」 言葉なんて伝わらないと開き直って、【非言語で相手を快の状態にする】のである。 これが『コミュニケーション』である。2017/06/03

Kenji Nakamura

2
三好先生、竹内先生は、私にとって介護界の神様です(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)2017/04/26

Nobuhiko Sugiyama

2
8月10日静岡県で行われたセミナーに参加してきた。(仕事で)これまで、三好氏のことは、全く知らなかったが、セミナーで人柄に触れると不思議と話が、響いてくる。セミナーのテキストとしてであったが、私は購入に際し躊躇していた。しかし、結果的に、サインをもらって購入することにした。帰宅後本を読みなおすと、まさにセミナーの言葉がよみがえってきた。しかし、中には触れていなかった内容あり、逆に本に書かれてない内容があったりと・・・結果的には、購入してよかった。 介護には答えがないけれど、ここには目指すべきものがある。2015/08/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8117464
  • ご注意事項

最近チェックした商品