失語症の理解とケア―個別リハビリから仲間作りのリハビリへ

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784876723089
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C0036

内容説明

病院での言語訓練を終えた患者と家族をどのように支えていけばよいのか。「失語症デイサービス」「若い失語症者の就労支援の場」「国際交流のための車椅子ツアー」など、新しい道を切り開いてきた著者の集大成。もっと失語症の人を深く理解するために…。

目次

第1章 失語症とは(失語症の診断;失語症とそれ以外の言語障害の区別;失語症の症状;失語症のタイプ分類)
第2章 失語症の言語訓練(失語症の回復のステップ;回復帰リハ病棟での6ヶ月;失語症アセスメントの論理;失語症の治療原理;長い目で見た関わりの原則;慢性期のリハビリテーション)
第3章 地域での仲間づくり(仲間がいることのよさ;男女の愛をめぐって)
第4章 失語症デイサービス(社会保障を生かした失語症ケア;「デイサービスはばたき」の取り組み;あなたが始める失語症デイサービス;就労支援の場づくり)
第5章 旅は最高のリハビリ(知的な刺激としての旅;国際交流のための車椅子ツアー;最も遠くにいる仲間と会うためのた旅;少人数で行く国際交流のたび;旅によて得られるもの)

著者等紹介

遠藤尚志[エンドウタカシ]
言語聴覚士。1943(昭和18)年生まれ。南山大学文学部哲学科卒業。1973年、国立聴力言語障害センター附属聴能言語専門職員養成所修了。東京都に採用され、養育院附属病院、多摩老人医療センター、板橋ナーシングホームなどで言語聴覚療法業務に従事。勤務のかたわら、1980年より地域に「失語症友の会」を作る活動に着手。1992年以降は外国の失語症者との国際交流を目的とした車椅子による海外ツアーを続けている。2004年、東京都を定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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