内容説明
E・キューブラー・ロス、シシリー・ソンダース、岡村昭彦の遺したものとは何か?在宅ホスピス医と評論家が交わした“いのち”をめぐる議論。老いを生きる、病いを生きる。
目次
第1部 いのちの臨床(E・キューブラー・ロスの遺産;岡村昭彦―ホスピスへの遠い道;病いる―終末期を生きる;「いのち」の物語―死にゆく人からの学び)
第2部 いのちへの配慮(グランドデザインを求めて;明け渡しのレッスン;アキヒコ伝説―二十一世紀のケアを考える;ホスピス医の使命;いのちの番人)
著者等紹介
内藤いづみ[ナイトウイズミ]
1956年、山梨県生まれ。福島県立医大卒業後、東京女子医大内科等に勤務。1986年から英国のホスピスで研修を受ける。1995年にふじ内科クリニックを開業。NPO日本ホスピス・在宅ケア研究会理事
米沢慧[ヨネザワケイ]
1942年、島根県生まれ。早稲田大学教育学部卒。評論家。少子高齢社会の家族ケアを模索する「ファミリー・トライアングルの会」をはじめ、近年は看護・医療・生命を考える自主ゼミを各地で主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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