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乳幼児のことばを育てる―語ろう・はなそう子どもと一緒に

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  • サイズ A5判/ページ数 132p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784876721764
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C0037

出版社内容情報

第1章 乳幼児の言語獲得と大人の働きかけ
 1 ことばとは何か
 2 ことばの獲得
 3 言い方、語りかけの要素
 4 一般的な発達の過程
 5 年齢に応じた大人の働きかけ
 6 即興ばなしのヒント
 7 ことばあそび・語呂あわせの楽しみ方
 8 良い質問や感想を言いましょう
 9 声、話し方について
 10大人が楽しむこと
 11言語的な問題を感じたら
第2章 幼児へのおはなし
 1 おはなしをする時間とスタイル
 2 方法と特徴
 3 おはなしの時間に扱う作品の種類
 4 昔話の特徴
 5 保育園、幼稚園での“おはなしの時間”の特徴
 6 おはなしを聞くなかで育つこと
 7 楽しめる“おはなしの時間”を持つために
 8 計画―作品の選び方
 9 絵本
 10あそびとしての再現行為と助け方
第3章 幼児の絵本・おはなしの材料
 1 語ってやりたいおはなしリスト
  日本の昔話
  世界の昔話
  創作
  語ってやりたい詩・伝承
  道具を使う作品・あそべる作品
  伝承詩・語呂あわせ
 2 推薦絵本
  日本の昔話絵

子どもたちは大人を「モデル」にして育ちます。ですから、大人はどのような社会をつくりたいかという、基本的な価値観を持たねばなりません。しかし残念ながら最近は、相手に“ことば”で伝える前に、また、自分の気持ちを“ことば”にして整理する前に、力ずくで相手に自分の思いを“ぶちまける”行為が、大人のなかにも子どものなかにも蔓延してきています。それは「会話」「対話」「説明」をすることなしに、自分の考える方向に無理やり持っていこうとする大人の姿が、現在日本のなかに蔓延し、子どもたちのモデルとなっている、ということであるともいえるのではないでしょうか?
                              ―「まえがき」より

目次

第1章 乳幼児の言語獲得と大人の働きかけ(ことばとは何か;ことばの獲得 ほか)
第2章 幼児へのおはなし(おはなしをする時間とスタイル;方法と特徴 ほか)
第3章 幼児の絵本・おはなしの材料(語ってやりたいおはなしリスト;推薦絵本)
第4章 人形の作り方・使い方(人形作りの基礎とヒント;しゃもじ人形 ほか)

著者等紹介

木村はるみ[キムラハルミ]
教育研究所ゆずりは代表。保育園・幼稚園・初等教育の現場指導、保育士研修や育児支援など、主に乳幼児期の子どもたちに関わる実践、研究、指導を行っている。白百合女子大学、白梅学園短期大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ris3901

3
○わらべうたの研究中につき、木村はるみさん著作比較中。2冊目。この本は、親や保育士に向けた内容と思われます。発達段階に合わせた言葉がけを知りたいときや、おはなし会をはじめたいとき向け。巻末に人形の作り方・各種リストあり(おはなし、詩、語呂あわせ、多数の絵本)。2005年4月初版。2020/09/28

ななつのこ

1
著者が代表である、ゆずりは研究所の初級講座全8回の研修が終了。「言語」の回で引用。乳幼児がことばを獲得するために、大人がどのような働きかけをしたらよいか、即興ばなし、わらべうた、実践的な内容でわかりやすい。乳幼児の発達に興味ある人、これからお父さんお母さんになる人たち全ての方の育児の参考にもなる本だと思う。2014/09/25

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