人格障害論の虚像―ラベルを貼ること剥がすこと

人格障害論の虚像―ラベルを貼ること剥がすこと

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784876721306
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0011

内容説明

AD/HD、アスペルガー症候群、PTSD、境界性人格障害…社会を揺さぶる事件が起こるたび、耳慣れない「病名」がメディアを飛び交う。これら輸入精神医学が貼りつけるラベルをていねいに剥がし、人格の危機形成の考察から、独自の人格障害論を打ち立てた労作。

目次

第1部 人格の危機はどう形成されるか―育つことと育てることの境界(「偽りの家族」と「偽りの自分」の生成;「偽りの家族」と「偽りの自分」―日本の場合;人格障害概念の輸入;「診断」と「治療」への復讐;観念の上での両親殺害 ほか)
第2部 人格障害とは何か―ラベリングからコミュニケーションへ(人格障害論の再構成へ―二つの前提;演技性人格障害のなかのコミュニケーション;反社会性人格障害と行為障害とAD/HDと;妄想性人格障害と閉じられた集団;境界性人格障害論の再構成へ ほか)

著者等紹介

高岡健[タカオカケン]
1953年、徳島県に生まれる。岐阜大学医学部を卒業後、岐阜赤十字病院精神科部長などを経て、現在は岐阜大学医学部助教授。精神科医。日本児童青年精神医学会理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきちゃん

0
明日のカウンセリングのために再読。2012/09/24

恵美加

0
思ってたより読みにくく時間がかかった。コミュニケーションという言葉が多く使われてるが意図があまり分からない。少し専門書っぽく、ちょっと残念。2012/03/07

jeb_t

0
人格障害をコミュニケーションのあり方という側面から捉える。2009/12/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/496429
  • ご注意事項