出版社内容情報
第2宅老所よりあい所長である著者が、自ら関わってきたぼけのお年寄りたちとのエピソードを、涙と笑いに包んで描いたエッセイ&イラスト本。「老いとぼけの側から自分を、社会を、人生を手づかみにしようとする三十男の度胸と愛嬌。革命的な笑いと涙とポーカーフェイス」との谷川俊太郎氏も絶賛。
プロローグ 私小説・第2よりあい
「第2よりあい」極楽日誌・人生の達人/そんなスミエのひとり言/父と呼ばれる人/二つの死/「ありも一匹、象も一匹」か/お金で買えないものはありますか?/おしっこ考/日本が心配だ/去年はごめんなさい/宅老所おりあい?/主の顔/僕たちの仕事/カメさんのつぶやき/「年寄りなら殺してもよい」か?/レンコンと花見/この危うさ/暮らしの中の排除の論理/探し物は何ですか/ただそれだけ/この街で老いてゆこう
大切なことはすべてお年寄りから教わった
はじまりの風景・お年寄りに出会う
紀子さんの風景・第2よりあいはこうして誕生した
フシさんの風景・よりあいで「同棲」
太郎さんの風景・居場所の力
マサトさんの風景・最期の迎え方を決めさせるもの
次郎さんの風景・ぼけることはマイナスなのだろうか
キクさんの風景・もうひとつの顔を発揮できる場
そんじょそこらの小説よりはるかに面白い!とは谷川俊太郎氏の弁。
内容説明
老いとぼけの側から自分を、社会を、人生を手づかみにしようとする三十男の度胸と愛嬌。革命的な笑いと涙とポーカーフェイス。
目次
プロローグ 私小説・第2よりあい
「第2よりあい」ごくらく日誌(人生の達人;「わからねエ~」;そんなスミエのひとり言;父と呼ばれる人 ほか)
大切なことはすべてお年寄りから教わった(はじまりの風景―お年寄りに出会う;紀子さんの風景―第2よりあいはこうして誕生した;フシさんの風景―よりあいで「同棲」;太郎さんの風景―居場所の力 ほか)
著者等紹介
村瀬孝生[ムラセタカオ]
1964年島根県生まれ。東北福祉大学卒業。福岡県飯塚市の特養ホームに8年勤務後、「第2宅老所よりあい」に所長として就任
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