内容説明
19世紀末から100年間の労働者スポーツ運動の歴史は連続と断絶を繰り返す途方もない時間と労力と強靭な意志を伴う旅路であった。
目次
序章
第1章 もうひとつの国際勤労者スポーツ連合(CSIT)対抗から協調と独自性の追求へ転換
第2章 黎明期の人権闘争とフランス労働者スポーツの萌芽(1890‐1933)
第3章 反ファシズム・反恐慌期と人民戦線政府の成立(1934‐1944)
第4章 戦後の混乱・再建と二つの植民地戦争―第4共和政(1945‐1958)
第5章 国家改造計画と国民的統合―第5共和政(1958‐1980)
第6章 政治革新・地方分権と地域スポーツの再生(1981‐2009)
終章 結論と課題
著者等紹介
伊藤高弘[イトウタカヒロ]
1935年福岡県に生まれる。1958年東京教育大学体育学部卒業。2008年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。武蔵野美術大学名誉教授(スポーツ政策・スポーツ運動史)。新日本スポーツ連盟顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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