内容説明
法と正義にもとづく北方領土はどうあるべきか。戦後65年を経た今日になっても未解決の、日ロ間の平和条約の締結と北方領土問題。領土問題の根源にある先住民・アイヌ民族の歴史にも焦点をあて解き明かす。
目次
第1章 先住民族の権利(国連先住民族権利宣言の採択;アイヌ民族の形成;松前藩による政治・経済的支配の強化―クナシリ・メナシのたたかい ほか)
第2章 日露領土問題解決のために(日ロ領土問題の起点;問題の所在;日ソ国交回復 ほか)
条約・協定・関係資料(アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議;日本国魯西亜国通好条約;日露間樺太島仮規則 ほか)
著者等紹介
大瀧一[オオタキハジメ]
1931年東京都に生まれる。1965年九州大学法学部卒業。1954年~1993年福岡市公立学校教員(中学校社会科担当)。福岡県歴史教育者協議会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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