内容説明
裸馬でニセコの原野を駆ける少女は北海道開拓三世。財産に固執する父との確執、やがて訣別。貧窮の生活と子育てのなかで、キリストとの出逢いと魂の救済。人間が生きるとは何かを問いかける。
目次
1 母の記憶
2 東京・祐天寺で
3 父と二人の生活
4 根無し草のごとく
5 留寿都へ…
6 伊達へ
7 キリストとの出逢い
8 さらば、北海道
9 介護士として
10 それぞれの自立
著者等紹介
阿部恵美子[アベエミコ]
1940年(昭和15)北海道ニセコに生まれる。現在、埼玉の里山で百姓となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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