内容説明
絶筆となったこの本には、はからずも著者のモットーが集約されている。肺癌の発生を知るやいなや志願して早々と放射線治療を決め、病院の往復のタクシーで色々と情報を仕入れ、コリアンタウンで「食えるうちが華」を実践した。「ころんでもただは起きない」「病中にも楽しみあり」という韮沢忠雄の遺稿。
目次
第1部 肺がん体験記―病中にも楽しみあり(はじまりは血タンから;いろいろな検査の結果は?;はじめて知る放射線治療;どんなことをやるのか? ほか)
第2部 ころんだあとのツエ―失敗から学んだころばぬためのチエ―(ころんだあとのツエ;ツエを持ってみたら…;疲れたら途中で休む;何歳ごろから足腰が弱るか? ほか)
韮沢忠雄が歩んだ道
著者等紹介
韮沢忠雄[ニラサワタダオ]
1922年長野県小諸町で洋服屋の三男に生まれる。1943年小諸商業学校をへて、東京商科大学(現一橋大学)2年在学中、金沢の陸軍歩兵部隊に入隊。1954年赤旗記者になり、以後赤旗日曜版編集長、赤旗編集局長、コラム執筆など、ジャーナリスト活動45年。2007年1月20日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 日本の民俗芸能