内容説明
敗戦によって日本の植民地支配が解体した直後、朝鮮建国にむけて日本人技術者が必要とされた。38度線で南北が分断され、やがて朝鮮戦争へと突入していく不穏な情勢のなかで翻弄される残留技術者とその家族たちの日々。
目次
第1章 新天地へ
第2章 敗戦、混乱の平壌
第3章 日本人技術者たちの残留
第4章 日本人人民学校
第5章 疑惑の日々
第6章 さようなら平壌
終章 父たちのその後
著者等紹介
佐藤知也[サトウトモヤ]
1931年東京に生まれる。1936年一家で北朝鮮・平壌へ。1945年終戦時、平壌一中2年生。その後3年間、平壌に残留して「日本人人民学校」の代用教員をつとめる。1948年7月帰国。1957年中央大学第二法学部卒業、1957年4月川崎市役所に勤務。1992年3月定年退職。新日本スポーツ連盟全国スキー協神奈川県連盟の副会長などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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