内容説明
1984年末、滋賀県東南部のある町で起きた強盗殺人事件。警察・検察による犯人でっちあげ、推認と可能性を並べただけの判決。真実を追求する若者と初老の男たち!著者渾身のノンフィクション小説。
目次
白い波―冤罪 滋賀・日野町強盗殺人事件(登校拒否と定年退職;冤罪と青年群像;面会、そして追跡;可能性と推認の連鎖;再審への道)
白い欅―滋賀・民商ポスター弾圧事件
著者等紹介
吉屋行夫[ヨシヤイクオ]
1935年大阪生まれ。滋賀県在住。日本民主主義文学会日本国民救援会滋賀県彦根犬上支部滋賀県AALA連帯委員会
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミノムシlove
1
実際に起こった事件を小説にしたスタイル。少し読みにくかった。〈私事〉→事件が起こった県に住んでいたことがあり、地元新聞を取っていたこともあって、事件のあらましはつかんでいた。ただ、古い事件でありざっと読むことしかしなかった。が、冤罪なら獄舎に繋がれた時間に古いも新しいもない。無実なら決して自白をしてはならない、ということは分かるが、テキもいろんな手を使ってくる。家族をめちゃくちゃにしてやる、などとこの本の中にあったように迫ってきたら、「それでもやってない!」というのは至難の業である。2022/06/10
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