内容説明
西暦1549年8月15日、鹿児島に一人の男が上陸した。家族や故郷を捨て、海を渡った男が、日本で夢見たものは何か。現代日本に対する彼のメッセージを、著者が代弁する。全国のザビエルファンに贈る、来日450年記念企画。
目次
第1章 日本人とユダヤ・キリスト教(日本に押し寄せたキリスト教の波;切支丹大名の夢 ほか)
第2章 キリストと出会った人々(ユダヤ・キリスト教の歴史感覚;聖霊の降臨 ほか)
第3章 キリスト教公認への道のり(教父たちが遺した信仰の書;アレキサンドリア学派の登場 ほか)
第4章 ユダヤ・キリスト教の真髄(選民のこころ;「安息日を覚え、聖とせよ」 ほか)
第5章 律法の精神と現代日本への教訓(「殺してはならない」;「姦淫してはならない」 ほか)
第6章 ザビエルの願いをたずねて(建てかえられた神殿;二つの出会い ほか)