内容説明
高い理想主義と、深い愛情。そして、生き方の美学があった。物・カネばかりを追い求めて走った、この50余年間。失われた日本の精神的遺産は大きい。壊れていく、家庭や社会。行くべき「道」を見失った現代家庭のために、時代の母性が活を入れる。「母の世紀」到来を告げる、先触れの書。
目次
徳川慶喜の母・登美宮/吉子
三井高利の母・殊法
頼山陽の母・静子
吉田松陰の母・滝
島津斉彬の母・周子
矢島楫子の母・鶴子
伊達政宗の母・義姫
二宮尊徳の母・よし
細川ガラシャの母・〓子
中江藤樹の母・市
福沢諭吉の母・於順
太閤秀吉の母・仲
ナポレオンの母・レティチア
リンカーンの母・ナンシー
ナイチンゲールの母・フランシス
バールバックの母・ケアリー
アウグスティヌスの母・モニカ