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学力世界一を支えるフィンランドの図書館

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  • サイズ B5判/ページ数 190p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784876524907
  • NDC分類 016.238
  • Cコード C0036

内容説明

フィンランドといえば、OECDの学力達成度調査PISAで学力が世界一となり、日本国内でも広く知られている。それを支えている公共図書館とはどんなものか。その背景にある自治体の種類、権限、ライブラリアンの資格、養成制度、図書館法などまでも含めた報告書。

目次

第1章 見てきた図書館(アートに特化したヘルシンキ市リクハーデンカツ図書館;未来志向の図書館ヘルシンキ市ライブラリー10分館;フィンランド首都圏随一の利用を誇るエスポー市ラッペンヴァーラ図書館 ほか)
第2章 フィンランドの図書館(フィンランドの図書館の現状;サービスの現状;関係法規と図書館政策)
第3章 旅の印象(フィランドを旅して;あかりの国の図書館;エストニアの首都タリンを訪ねて)

著者等紹介

西川馨[ニシカワカオル]
(有)図書館計画コンサルタント代表。1987年東京大学工学博士。元日本図書館協会施設委員会委員。「海外の図書館に学ぶツアー」を5回企画実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アスタラビスタ

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フィンランドいいなー、が第一に来る感想。日本の図書館員たちが、フィンランドの先進的な図書館をリポートしたもの。国ぐるみで積極的にとりくんでいるという点がまず大幅に違うが、意識も設備も図書館というカテゴリでここまでできるんだ、と驚くくらいの水準。でも勿論図書館員の問題点もあって、図書館は女性が働く場所という意識が強く、賃金も安いとか、本を貸し出しているだけと思われがちな職業ではあるなど、当たり前だけど完璧ではないそうだ。

九曜

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卒論のために・・・。フィンランドでは年間22冊の本を図書館で借りているのに、日本人が4、5冊ってどうよ? 個人的な問題もあると思うが、これを読むと図書館の違いってのもあるのかなー、って感じた。国が図書館を「教育を支える重要な施設」として認識していて、運営をしっかりと補助しているのが大きいよな。2009/12/06

未来から来た人間は如何にして未来に帰るのか研究会

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視察団によるレポートの形式。旅行じゃなくて、ちゃんと見てるな。と分かって良い。他の視察もこのように本にしないまでも、レポートを作成してみるべきではないかと思った。2008/11/21

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